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ケアストリームヘルス株式会社(以下「CSHJ」、社長:山部 清明)は、医用デジタル画像情報の管理および真正性確保を実現する検像システム「Kodak Carestream QA(Quality Assurance:品質保証) Station」を定価170万円(税別、ソフトウエアのみ)で2008年2月1日(金)から全国の代理店を通して発売します。
「Kodak Carestream QA Station」は、CR(コンビューテッド ラジオグラフ)やDR(デジタル ラジオグラフ)およびCT(コンピュータ断層撮影装置)/MRI(磁気共鳴画像装置)などの検査装置とPACS(医用画像情報システム)の間に設置し、病院内で発生する画像を取り扱うワークフローにおいて、常に整合性のとれた矛盾のない検査データ・画像を共有、診断効率を高める検像システム ワークステーションです。
「Kodak Carestream QA Station」は、様々な検査装置から送られるDICOM *1 画像の属性を標準化し、MWM(モダリティ ワークリスト)と連携して、最新の患者情報および検査情報を共有・精査し、診断に支障をきたす画像の矛盾を解消する画像管理機能をはじめ、読影前に放射線技師が行う画像調整や予備診断を支援する画像処理・編集機能、業務のタイムロスを最小限に抑える自動転送機能など、利便性を追求した機能を多数採用しています。
さらに、作業効率性だけでなく、セキュリティ管理および画像品質管理の徹底や、画像の編集作業を行った場合すべての変更履歴を保存しておくことで画像の真正性を確保できるなど、デジタル画像ネットワーク化を実現した後に起こりうる問題を解決することを想定した機能も備えています。
医療画像業界では、デジタル画像ネットワークを構築し効率的な読影・診断環境を整えている病院が増えていく事が想定されています。
CSHでは、こうした医療現場環境の変化や動向を踏まえ、今後デジタル画像ネットワーク環境に対するニーズが高まると予想されることから、より高い画像品質および情報管理体制と作業効率性を実現するQAステーションの市場導入を決定しました。CSHが展開する製品・サービスを通じて、取り扱う画像数が多い大規模病院でのフルデジタル化をはじめ、大規模病院の一部門や中・小規模病院での段階的なデジタル移行など、医療現場・施設のあらゆるニーズに対応し、高効率なワークフローの構築かつ医療サービスの向上を実現するデジタル画像ネットワーク環境の構築をサポートしていきます。
*1 DICOM (Digital Imaging and Communications in Medicine) :「医用におけるデジタル画像と通信」規格。世界的標準規格。
<Kodak Carestream QA Stationの主な機能>
DICOMタグ変更機能
スプリッド(分離)、マージ(統合)、再配列、削除機能
画像操作機能
自動転送機能
プリント機能
セキュリティ機能
ケアストリームヘルス社について
2006年度において売上高25億ドル以上を誇るケアストリームヘルス社は、メディカルおよびデンタルイメージング、ヘルスケアITソリューション、ライフサイエンス研究および新薬開発に欠かせない分子画像システム、非破壊検査用のX線フィルムとデジタルX線機器などを総合的に扱う医療用製品業界のリーダー的企業です。
前身はイーストマン・コダック社のヘルス事業部であり、2007年5月1日、トロントに拠点を置くカナダ有数の企業、オネックス社(トロント証券取引所上場、証券コード:OCX.TO)への事業譲渡によって誕生しました。さらに詳しい情報については本社ホームページをご確認ください。
Carestreamは、ケアストリームヘルス社の登録商標です。
KODAKは、イーストマン・コダック社の登録商標でライセンス供与のもと使用されています。